小説・物語好きな野郎がブログを始めました!喫茶店のおもてなしの心は素晴らしいと感じた話

2018年09月19日

小説の素晴らしさを書き手の視点から考えてみた

小説・・・良いですよね。小説って本当に素晴らしいコンテンツだと思うんですよ。

最近までは、読み手として小説を楽しんでいたのですが、一年くらい・・・(うろ覚え)からちょこちょこ書き始めてからは、書き手としても小説と向き合ってきました。

まあ、日々小説の難しさに頭を悩まし、自身の力不足に嘆くのですが、それはそれ。

書き手としてはあまりにも短い経験しかしていませんが、一年書き続けてみて、どんな魅力を小説に感じたのかを綴ってみようかと思います。

●自身の経験が一切無駄にならない
小説って人や世界を描き出す作業と言えますよね。異世界であれ、この世界であれ、いずれにせよ人と世界を書くためには自身の経験や知識が必要となります。

さて、では経験と知識と聞くと、「プロの料理人として活躍していた」「世界中を旅してきた」
など、凄いものを想像する方もいるのでは?しかし、僕は大したことのない経験でも、小説に活かせると思います。

例えば「今日一日だらけてしまった」という経験がある方もいるでしょう。そんな経験なんて役立たないと思うかもしれませんが、よく考えてみれば、小説に活かせる要素が沢山含まれています。
・だらけた感覚はどうだったのか?
・時間を無駄にしたことで何を思い、どうしようと思ったのか?
・一日休んだおかけで、体や心の調子はどうだったのか?
・何もしないと時間の流れはゆっくりだったのか?それとも早く感じたのか?
・気はどれほど緩むのか?
・明日こそ頑張ろうと前向きな考えになれたのか?それとももっとだらけたいと思ったのか?

等々。これらは、小説でいくらでも活用できます。例えば以下のような感じです。

例 
「ああ、俺は駄目野郎だ……」
 京太郎は、今日一日何もせずに過ごした己を責めた。
 明日は苦手な国語のテストがあるにも関わらず、教科書を持って帰ってたことすらついさっきまで忘れていた始末だ。
(まあ、おかげで体は休まったけど、だるくて今から頑張る気にもならないな)
 最近はずっと勉強だけの日々を過ごしていた反動からか、一度休むと体から情熱という名のガソリンは抜け落ちてしまったようだ。指を動かすのすら、大変な労力を必要とした。
「……今日は早く寝て、明日の朝に勉強しようかな」
 なかばやけくそ気味に彼は勉強をすることを諦め、早々にベッドにもぐりこんだ。
 ここ数日寝れない日々を過ごしていたのが嘘のようだ。京太郎は抜け殻のような体からさらに力が抜けていくのを感じながら、深い眠りへと落ちていった。



これは僕がだらけた時に感じた経験をもとに書いたショートショート小説です。小説では凄い人間ばかりが登場するのではなく、情けない人物も登場することでしょう。その情けない人物を表現するには、「だらけた」だとか「怖くて逃げたことがある」だとか、情けないと思える経験こそが活きるのです。

つまり、小説はどんな経験でさえも役立てることができるのです。これって、素晴らしいことだと思いませんか。


●自分の世界を表現できる
小説は自己表現の場でもあると思います。人の創造増力はたくましいもので、自分では「これは誰も思いついていないアイデアだ」と思っても、誰かが既に作品に登場させている場合もあります。

しかし、多少他の作品と似たような部分があったとしても、完全に全てが同じにはならないはずです。
文章の癖であったり、視点の違いだったりと、どこかが違っており、それがその人しか描くことのできない作品の魅力となります。

自身だけの世界を小説という形で表現できる。これは、小説が持つ魅力であり、可能性だと僕は感じています。

●小説は自身の想いを未来に残せる箱舟でもある
ちょっと大げさな話をすると、自身がこの世からいなくなった後を考えた時、何もこの世に残せなかったとしたら悲しいですよね。

でも、小説を書いておけば、自身の想いを未来に残すことができます。
今の時代はITが進化したおかげで、簡単に小説をデータとして残すことができるようになりました。
つまり、長い間残そうと思えば残せるってことです。

なかには「小説はお金を儲けるためだけに書いている」という人もいるかもしれません。しかし、そうだとしても、自身の想いが数パーセントくらいは含まれているのではないでしょうか?

ちょっとでもいいので自分の想いがこもった小説が、未来の人の目に触れる機会があって、「楽しい」「面白い」とか、あるいは「つまらない」というマイナスな感情でも構いません。何か、アクションを起こすきっかけとなったとしたら……そう考えると浪漫を感じるのではないでしょうか。




パッと思いついたことを書いてみれば、こんなところです。もっと経験を積めば、より素晴らしい魅力に気付けるかもしれませんので、その時にまた書いてみようと思います。

ではでは、今日はこの辺で。機会があれば再びお会いしましょう。



unndouhazimeyou at 21:56│Comments(0)小説に関する呟き 

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